会長挨拶(令和4年度)

令和4年4月24日(日)午前10時から『令和4年度多田コミュニティ協議会総会』が開催されました。悪天候の中、越田市長はじめ多くのご来賓の出席のもと、滞りなく無事終了することができました。準備に携わっていただいた総務役員並びに、花を活けていただき、会場を華やかにしていただいた吉永様、司会の細海様、議長の橋本様等々、多くの皆様のご協力に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今年度も、協力委員の皆様のお力をお借りして賑やかな多田のまちづくりに邁進してまいります。
今年度の総会は、新型コロナ感染対策を考慮しつつ、3年ぶりに対面式で執り行わせていただきました。ご理解とご協力いただきありがとうございます。さて、私たちを取り巻く生活環境が一変し、収束に向かうのか、さらなる拡大に向かうのか見通しの立たない新型コロナ感染症、国外におきましては、悲惨なロシアのウクライナ武力侵攻!そして最も打撃が大きいのが、諸物価の高騰!どれをとっても明るい兆しはありません。この様な状況の中、多田コミュニティ協議会では、地域の皆様方に安心と安全、そして賑わいをお届けしようと、総務役員一同は運営委員・協力委員の皆様のお力をお借りして、コミュニティ活動を推進してまいりました。特にチャレンジ事業を活用し、防犯と防災に力を入れ、この2年間で防災士資格取得者を11人増やすことができました。また、県民交流広場を活用した地域力強化事業に参加し、多くの資機材を購入することができました。
「暗い時ほど明るく!しんどい時ほど楽しく!」と一定の成果を上げてきたものと自負しているところでございます。これまでの実績を踏まえ、改善するところは思い切って改善していく覚悟で、新年度を迎えさせていただきました。
そこで、今年度の大きな課題は、コミュニティ活動の情報発信!と新たな担い手の発掘です!
①コミュニティ活動の発信については、新たな役割として誕生した『デジタル委員』を中心にHPやLINEを通して多くの方々に、コミュニティの活動を知っていただき、参加していただきたいと考えています。
②担い手の発掘については、とても重要な課題であり、早急に手を打たなければなりません。この人材不足の問題は、とても深刻です。コミュニティ組織だけではなく、自治会、福祉委員会、PTA組織等々にも及んでいます。私が3年前に就任した時に「遠くの親戚より近くの他人のありがたさ」についてお話させていただきました。特に災害が起こるたびに実感される方が多いと思います。それを感じている方々の積極的な参加が大きなカギだと思っています。多田コミュニティ内の皆さんは、近くの他人のありがたさを実感しているはずです。積極的にコミュニティに参加しましょう。『暗闇で火を灯し、歩く人の前を照らせば、自分もその明かりで助かる』という言葉があります。ボランティアとはそういうことだと私は常々思っているところです。
そこで、今年度の小学校PTA活動が、草苅会長を中心に「できる人ができるときに、できることをする」とのキャッチで、力強く活動を開始したことに感銘しています。特に、コミュニティの行事に合わせて、できる人を募集していくとのことです。コミュニティもしっかりPTA組織との連携を深め、健全な子どもの育成に力を入れていきたいと決意しています。
今年度は、地域別構想の見直しの年にあたります。多田の地域が、より賑わいのある安心で安全な街を目指すうえで、多田コミュニティ協議会がどうあるべきかを皆様の知恵をいっぱいいただき作り上げていきたいと考えています。何卒宜しくお願い申し上げます。

令和4年4月24日
多田コミュニティ協議会
会長  鈴木 光義

投稿日:2022年4月27日 更新日:

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